最近の身近な話 033 |
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 民主党は9日、内閣不信任決議案の衆院への提出について、12日に投開票を迎える都議選直後の13日に提出する方向で調整に入った。同日に幹部会を開き、麻生太郎首相や自民党内の動向を見極めた上で、参院への首相問責決議案の提出を含めて最終判断する。不信任決議案提出を都議選直後とするのは、選挙戦で民主党の躍進が予想されることから、「次期衆院選に都議選の勢いを持ち込むため、麻生政権のふがいなさを世論に印象づける」(幹部)狙いがある。鳩山由紀夫代表は9日、記者団に、「都議選(の結果)をみて判断する」と述べた。不信任決議案や問責決議案を提出した場合、野党側は通常、国会審議をボイコットする。ただ、9日の幹部間協議では、参院で審議中の臓器移植法改正案については13日中の採決に応じる方向で調整しているが、「議員立法なので党議拘束はかかっていない」(幹部)として、不信任決議案や問責決議案とは切り離して対応する方針を確認した。これまで党内では、同改正案が成立するまで不信任決議案や問責決議案の提出は先送りする案が浮上していた。北朝鮮関係船舶への立ち入り検査を可能にする貨物検査特別措置法案は、不信任決議案や問責決議案の提出に伴う審議拒否で、廃案に追い込むことも辞さない構えだ。 北海道シチュー PR
主要8カ国(G8)首脳会議(ラクイラ・サミット)は2日目の9日午前(日本時間9日夜)、G8と中国、インドなど新興5カ国との拡大会合を開いた。世界経済や自由貿易体制など、新興国抜きには問題解決の難しい分野を中心に協議し、世界貿易機関(WTO)のドーハ・ラウンド(多角的貿易交渉)を促進することなどを盛り込んだ初の共同宣言を採択した。拡大会合に参加したのはG8各国、欧州連合(EU)と中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ。今回は議長国イタリアの招きでエジプトが加わり、計15カ国・機関で協議した。会合では、新興国首脳から「拡大会合は地球規模の課題を議論するのに効果的な場だ」などと有用性を指摘する発言が相次いだ。G8側も「先進国、新興国とも責任を共有する土壌ができてきた」と前向きに評価した。宣言は、金融危機の要因ともなった世界的な不均衡の是正を目指す方針を示したほか、ドーハ・ラウンドについて「10年に野心的かつ均衡のとれた妥結を追求する」と明記し、10年末までの最終合意を目指す姿勢を打ち出した。9月に米ピッツバーグで開かれる第3回G20(主要20カ国・地域)金融サミット前に閣僚会合を開き、最も難航している農業分野や鉱工業品分野など主要議題での前進を図る考えだ。「開放的な市場の維持・促進」を再確認するとともに、保護貿易的な措置を拒否する姿勢を鮮明に打ち出した。拡大会合は、07年のドイツ・ハイリゲンダム・サミットで、08年から2年間の限定で開催が決まった。8日のG8会合では、拡大会合をさらに2年間継続することで一致、拡大会合でも「ハイリゲンダム・ラクイラ・プロセス」として継続することを確認した。今後、拡大会合は、サミットの事実上の意思決定の場として重要性が一段と高まりそうだ。 |
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